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コインチェック騒動から考えるビットコインや仮想通貨の今後

仮想通貨(暗号通貨) この記事は約 8 分で読めます。

仮想通貨取引所のコインチェックがサイバー攻撃を受け、顧客のNEMという仮想通貨が流出した事件が話題になりましたが、今回の騒動を受けてビットコインや他のコインの今後はどうなるのか、仮想通貨は今から買っていい?などを考えてみました。

コインチェック騒動

2018年1月26日、仮想通貨取引所の1つ「コインチェック」がサイバー攻撃を受け、仮想通貨NEMが日本円で580億円相当、不正に引き出された事件が発生。

 

コインチェックが保有していた顧客資産のNEM、ほぼ全てが不正アクセスで抜き取られてしまったようです。

 

2014年には当時仮想通貨取引所の最大手だったマウントゴックスが、顧客から預かったビットコインをほぼ消失させて経営破綻するという事件が起きましたが、今回はそれを上回る過去最大級の流出規模で話題になりました。

仮想通貨 コインチェック 流出 今後

2018年2月2日には金融庁の立入検査も始まったようですね。

金融庁は2日午前、約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」を流出させた取引所大手コインチェック(東京)に対し、改正資金決済法に基づく立ち入り検査に入った。

 

被害を受けた顧客への補償に充てる原資の有無、システムの安全対策などを詳細に検証する方針だ。仮想通貨取引所への立ち入り検査は初めて。

 

 コインチェック本社がある東京都渋谷区のオフィスビル前に約30人の報道陣が待ち受ける中、約10人の金融庁職員が午前8時前、次々と本社に入った。麻生太郎金融相は同日の閣議後の記者会見で「利用者保護の観点から立ち入り検査に入った」と語った。

 

 流出は1月26日に発生。外部からの不正アクセスで、約26万人の顧客から預かったネムのほぼ全額が失われた。

 

 同社は被害を受けた顧客全員に日本円で返金する方針を示している。補償額は460億円に上るため、金融庁は財務状況を精査。実際に返金が可能かどうかを確認したい考えだ。システムの安全対策や再発防止策、原因究明の進捗(しんちょく)状況なども調べる。

 

引用元:時事通信社

  • コインチェックに預けていた全資産がなくなった
  • コインチェックを相手に集団訴訟
  • セキュリティ管理体制が激甘ではないか
  • 被害者への補償はどうするのか

など、資産補償やセキュリティ体制が話題の中心ですが、NEMとは別の仮想通貨も流出しているのではないかとの疑惑もあり、今後ますます大きな波紋を呼ぶかもしれません。

事情に詳しい仮想通貨の専門家は、「今回の件は、今後の真相究明を待つしかないが、一般に、取引所の株主や関係者は、事情を知ることができる立場。しかも、株だったらインサイダーになるが、仮想通貨の場合は法律が追いついていないため、法の網がかけられていない。こうした送金記録を見ると、単なる仮想通貨の流出事件にとどまらないのではないか」と指摘する。

 

引用元:ダイヤモンドオンライン(2018/02/02)

http://diamond.jp/articles/amp/158129?page=3

乱高下を繰り返す仮想通貨

このように「コインチェック騒動」がメディアでも大きく取り上げられたことで、「仮想通貨」について知った、良くも悪くも興味や関心を持った人も多いかもしれません。

 

仮想通貨の最大手は今のところ「ビットコイン(BTC)」ですが、ビットコインやそれ以外のアルトコインと呼ばれるものの価格は日々乱高下しています。

 

2017年12月に一時、1BTC=200万円くらいになったかと思えば、この記事を初めて書いた2018年2月2日時点で1BTC=100万円を切っています。単純計算で約2ヶ月弱で価値が半分になってしまったことになります。

 

コインの価格が上がる、下がる理由は、例えば金融業界の一流の学者やトレーダーでも分からないことも珍しくありません。

 

株価であれば企業業績などの指標がありますが、仮想通貨の場合は指標や理論とか関係なく、人の感情、思惑で動くことも多いです。

仮想通貨 暗号通貨 今後

 

今のところ、新しい仮想通貨が生まれると、たいていは日本円やドルなどの既存通貨、ビットコインと交換できます。そう考えると当面は、ビットコインも仮想通貨業界の基軸通貨(ドルみたいなもの)、金(ゴールド)みたいな役割を果たすのかもしれません。

 

仮想通貨の有用性やビットコインが基軸通貨、金(ゴールド)になりうるとした場合、さらに価格が上がることも考えられますが、どのくらいの価格が妥当なのか説明するのは非常に難しいです。

仮想通貨は今から買っていいの?

じゃあ「ビットコインは日本円やドルみたいに一般的に使われる」のかと言われたら、個人的にはまだそこまでの領域には達していないと思います。

 

日本円やドルは日銀やFRBといった中央銀行が管理していて、100円、1000円、10000円の価値が急に上がったり下がったりすることはほとんどありません。

 

一方でビットコインの場合は1BTC=200万円を超えたと思えば今度は100万円くらいまで下がるなど日々乱高下しているので、普段の日常通貨として使うのは怖すぎます(苦笑)。

 

決済手段というより投機目的で買っている人が多いので、日常生活では直接的に使いにくいのが現状です。

 

「ビットコインなどの仮想通貨は今から買ったほうがいいのか?買っていいのか」と周りから聞かれることもありますが、「なんだかよく分からない場合は買わないほうがいい」と思います。

 

「将来上がるなら買って保有したほうがいいのでは?」と言われることもありますが

  • 将来上がる確証があって自信がある
  • 仮に全部溶けても問題ない範囲で投資して可能性に賭けてみたい

といった場合は少し投資して勉強するのもありだと個人的には思います。

仮想通貨は無視できない

じゃあ「自分は仮想通貨買わないし興味もないからどうでもいいや、仮想通貨買っている人はバカだ」などと批判したり、無視するのはもったいないです。

 

将来的に仮想通貨の主流がビットコインにならない可能性もありますし、決済手段としてはまだまだ既存通貨には及ばないものの、存在感は今後ますます高まっていくと思います。

  • 仮想通貨ATM、カフェの登場
  • ビックカメラなどビットコイン決済ができるお店の増加
  • 現金が使えない完全キャッシュレス店の実証実験

など、仮想通貨やフィンテック、ブロックチェーンに関連するニュースは増えています。

 

仮想通貨を支えるブロックチェーンと呼ばれる技術は今後も本格的に使用、応用されていくと思いますが、手数料が安くて送金時間が速く、企業や個人などの間で銀行口座を使わずに支払いや決済が自由に簡単にできる時代が来るかもしれません。

 

例えばスマホ1つで何もかもできるようになれば、銀行もATMも必要ないため、銀行のリアルな店舗、ATM、窓口銀行員などは、スマホが登場した後の固定電話のように減少していくかもしれません。

 

実際にメガバンクなどでは人員削減、リストラのニュースも出始めていますね。

仮想通貨 コインチェック その後 怪しい 真相

日本は現金主義ですが、

 

スマホやカードで、買い物や飲食、サービスなどの支払いも送金も出来るようになるとすると、現金の出し入れには大きな価値がなくなってしまいます。

 

現在、収益性があるように見えるATM専業銀行も、お金の形が変わった将来に、どのような価値を顧客に提供できるのか、考え直さなければいけないかもしれません。

 

税金のことを考えても、現金は取引が見えにくいので脱税や脱法行為の温床になりかねず、当局としては、少しずつでもデジタル取引にしていきたいのが本音かもしれません。

 

仮想通貨による取引も脱税の温床になりえますが、仮想通貨は仕組み上取引記録が必ず残るため、当局が世界的に連携して「本気を出したら」完全に所得把握をできてしまうかもしれません。

 

もし、当局が個人や企業、団体の所得を完全に把握することができたら確定申告という仕組み自体もなくなるかもしれませんし、税理士、税務署という概念すらなくなってしまう可能性もゼロではありません。

 

仮想通貨に限った話ではありませんが、「新しい得体の知れない何か=全部怪しい、詐欺」と片付ける、批判するのは簡単です。ただ、それだけでは世の中や時代の変化に取り残されてしまいます。

  • アマゾン
  • 楽天
  • スマートフォン
  • LINE
  • インスタグラム
  • フェイスブック
  • メルカリ

・・・

これらも出始めた当初は、「使えない」「こんなの誰も使わない」などとかなり批判されたこともありましたが、今では多くの人が「当たり前のように」使っています。なかにはスマホやLINEがなくなったら生きていけないと感じる人も少なくないかもしれません。

 

仮想通貨も今でこそ怪しい何かの1つかもしれませんが、将来的には、生活に欠かせないインフラの1つになる可能性もあります。

 

そういう意味では、仮想通貨を使った詐欺案件には気をつける必要はありますし、怪しいなとは思いつつ、全否定せずに少しずつ情報収集する、勉強する、余剰資金の範囲で少しだけ投資して実践的に学ぶといったことも今後ますます必要になると思います。

  • 取引所やウォレットの仕組みはどうなっている?
  • 取引所やウォレットはどう開設するの?
  • どんな仮想通貨があるの?
  • ICOって何?
  • 仮想通貨やICOのリスクとは?
  • どのようなポイントに気をつけないといけないの?
  • なぜ仮想通貨が流行っているの?
  • 既存通貨と何が違うの?
  • 仮想通貨の税金の仕組みはどうなっているの?

私も2016年末くらいに仮想通貨に興味を持ち、本当に少しずつではありますが、生活に支障をきたさない「余剰資金」の範囲で投資を始めましたが、上のような疑問や不安は、実際に自分で購入したり運用しないと分からない部分もあります。

 

「コインチェック騒動」をみて、改めて仮想通貨の管理もしっかりしていかないといけないなと勉強になりました。

 

実際に運用してみてどうなのか、感じたこと、勉強になったことなども今後は記事化していきたいと思います。

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