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キャッシュレス社会では現金派がカモにされる理由

Cashless お金の勉強 この記事は約 7 分で読めます。

キャッシュレス決済の流れが国内でも進んでいますが、まだまだ現金払い主義の人は多いと思います。現金で十分、キャッシュレスなんか必要ないと思っていても時代は刻々と変化しています。自分や大切な人の資産を守るためにも、消費者側も変わる必要があるかもしれません。今回はそのような内容をお伝えします。

じわじわ進むキャッシュレス社会

  • 外出する時はスマホと小さい財布、時計しか持たない
  • iPhoneのApple Payで全て買い物する
  • Suicaもクレジットカードもポイントカードも電子マネーも全てスマホの中

ミニマリストという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、必要な持ち物を極限まで少なくしている人も最近は増えているように感じます。現金は月に1万円くらいしか持たず、キャッシュレス決済が使えないお店では買い物しない、飲食しない人もいるようです。

 

ただし、一方で

 

「現金で十分、カードが使えないお店も多いのに、わざわざキャッシュレス決済を導入する意味が分からない」と現金払いを貫く人も多いです。

現金でいいじゃないか

  • 現金で十分だし足りなくなったら銀行やコンビニのATMでおろせばいい
  • 銀行のATMに行けば通帳の記帳もできる
  • 電子マネーとかと違って全体のお金の流れが見えやすいから使いすぎも防止できる
  • 現金しか使えない店はかなり多い
  • 海外みたいに偽札の心配やリスクもほとんどない
  • お札やコインがありえないくらい汚染されていることもない
  • 地震など災害時に強い

このような理由で現金しか使わない人も多いのではないでしょうか。

 

確かに、「電子マネーとかと違って全体のお金の流れが見えやすいから使いすぎも防止できる」というメリットは確かにあります。地震などの災害が発生すると、停電などでキャッシュレス決済システムが全く使えなくなることも多いので、有事の際は現金が強いのは事実です。

キャッシュレス 現金 カモ 理由

「日本の現金残高は102.4兆円、国民ひとりあたりの現金保有額は81万円、そのうちの4割以上はなんとタンス預金」というデータもあるようですね。

 

クレジットカードや電子マネーなど、キャッシュレス決済比率でも、2015年頃のデータでは韓国は89.1%、中国は60%、イギリスは54.9%、アメリカは45%。ただし日本は18.4%と、主要国に比べても格段に低いです。

 

ただし、上記のような現金のメリットがあるとはいえ、今後はキャッシュレス化がさらに進むと考えています。

 

なぜなら、頑なに現金にこだわったっとしても「便利には勝てない」から。

スマホ決済が急速に進む?

例えば、日本でスマホを使っている人のほとんどが利用していると思われるアプリ「LINE」

 

連絡手段、コミュニケーション手段として使っている人が多いと思いますが、LINEにも決済アプリ「LINE Pay」があります。

 

まだまだ導入されているお店は少ないですが、コンビニなどではスマホをかざすだけで支払いができますし、銀行口座の番号を知らない相手でも、手軽に送金でき、オンラインのワリカンみたいな機能もありますね。入金は現金はもちろん、銀行やクレジットカード経由でもできて、入金手数料は発生しません。

 

いままでLINEを使って慣れている人ほど、決済アプリを導入するハードルは低いでしょうし、今後、実際に使えるお店が増えれば増えるほど利用者も増える可能性があります。

 

「いやいや、そんなのありえない」

「スマホ決済使っている人見たことないよ」

「自分には関係ないわ」

 

と思うかもしれませんが、すでに例えば中国ではスマホ決済が主流です。

 

ウィーチャットペイ、アリペイといったサービスがおもに使われていて、お店に掲げられたQRコードをスマホで読み込んで決済します。

 

屋台も含めて、現金を持っていて「現金で払いたい」といっても、お釣りはない、受け付けていないと拒否されることも多いみたいですね。

IT技術の進化と効率化が同時に進む?

「いやいや、それは中国の話しでしょ?日本の状況とは違う」と反論されるかもしれません。

 

確かに海外と日本の状況は違いますし、海外で流行ったから日本で流行るとは限りません。

 

ただし、キャッシュレス決済に限らず、日本は人口減少で深刻な人手不足、働き手が足りずに倒産する企業も増えています。街中のお店でも「人手不足のため営業を終了しました」というケースも増えてきたように感じます。

 

人手不足で働き手がいない、でも営業しないと儲からない・・となれば、人手不足でも儲かるような仕組みを考えたり、AI、ロボットなどの技術を取り入れて効率をはかる必要があります。

キャッシュレス 現金派がカモにされる理由 今後

中小企業に限らず大手企業や銀行でも一緒です。

 

スマホ決済を使う人が増えれば、銀行のATMや支店に行く人が減ります。そうすると現金の引き出し等で手数料をとるのが難しくなります。

 

ATMや支店に来る人が減っても、ATMのシステムや維持管理費には莫大な経費が発生しているので、これらを維持するのが、どんどん難しくなっていく・・というわけです。

  • ATMから手数料をとれない
  • 個人融資もLINE Payなどビッグデータを握るIT企業にとってかわられる

となると、ATMや支店を削減し、支店の役割も大幅に見直して人員も大きく減らしていくかもしれませんね。

 

その結果「いつでもどこでも気軽に現金を引き出せる」環境が崩壊する可能性もあります。

現金派から吸い取るしかない

  • クレジットカードや電子マネーを使うとポイントが発生する
  • LINE PayなどのQRコード決済を使うと2%付与などのキャンペーンを頻繁に行っている
  • 高速道路でETCを利用する土日などに割引が発生する

キャッシュレス決済をしていると、上記のような状態を経験されたことがあると思いますが、ポイントがつく、割引されるということは、そのコストを誰かが負担しているわけです。

 

銀行も、キャッシュレス派の人は来てくれないので、現金派の人たちから「巻き上げる」しかありません。

 

「貯蓄から投資へ」みたいなかっこいいスローガンを掲げ、投資信託や保険商品を売りまくっていますが、お客さんのためになる商品というより、自分たちが手数料で儲けたい商品を売ろうとしていないか、顧客側も見極める必要がありますね。

 

ATMや銀行、郵便局などの窓口利用の手数料のさらなる値上げだけでなく、

  • 現金決済の場合は5%高くなる
  • 高速道路のETCレーンのように、お店に行くと3つあるレジのうち現金は1つしか使えない

このような未来がやってくるかもしれません。

 

消費税を8%から10%へ引上げる議論がされていますが、キャッシュレス決済を使った場合は2%分を後でポイント還元するみたいな政策も議論されているようです。

 

これに対しては「キャッシュレス決済を導入できない地方や中小のお店はどうするんだ」といった反対意見もありますし、個人的にもあまりうまくいかないような気がしますが、国は消費税増税をきっかけにキャッシュレス化をどんどん進めたいのでしょうね。

 

このように現金派は知らない間に「カモにされている」かもしれません。

まとめ

銀行の定期預金の利率は年0.01%、高くても0.1%とかで、仮に100万円預けても数百円レベル。銀行やコンビニATMの時間外で1回引き出すと吹っ飛んでしまいます。

 

それにもかかわらず、手数料として無意識に少しずつ吸い取られるのはいやですよね。

 

「あなたはキャッシュレス信仰者なのですか?」とか言われることもありますが、全くそんなことはありません(笑)

 

現金とクレジットカード、QRコード決済などは使い分けていますし、世の中から現金が消えない限り、使い続けると思います。

 

ただし国などはキャッシュレスを推進していますし、本気でキャッシュレス社会を実現しようと思ったら、おそらく「現金ペナルティ」を課して、事実上強制的に使わせていくことも考えられます。

 

そうなったときにどう対応するのか。

 

自分は現金派だから、とかカード派だからとかではなく、時代の変化に興味を持って情報収集する、QRコード決済など、キャッシュレスサービスをまずは使ってみるなど、コツコツ始めていきたいですね。

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