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日本人の現金払い信仰が強く決済のキャッシュレス化が進まない理由

Cashless お金の勉強 この記事は約 6 分で読めます。

日本人は昔から現金払い信仰が強いと言われていますが、決済のキャッシュレス化が進まない理由にはどのような事情や背景があるのでしょうか。デメリットは何があるの?などを整理しました。

決済をとりにいく企業の熾烈な競争

決済のキャッシュレス化と聞くと、クレジットカードやデビットカードによる決済を思い浮かべる人も多いと思いますが、今後はQRコード決済など、スマホを使った決済サービスが一般的に国内で広まるかどうか注目しています。

 

中国ではウィーチャットペイやアリペイと呼ばれる決済サービスが浸透して、街なかの屋台も含めて、むしろ現金だけ持っていてもモノが変えない社会になっています。

 

日本でもLINEのLINE Pay、楽天の楽天ペイ、アップルのApple Pay、グーグルのGoogle pay、アマゾンのAmazon Pay、ソフトバンクやヤフーなどが参入して、決済をとりにいこうと日々熾烈な競争を展開しています。

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例えばLINE Payは決済手数料を期間限定で無料にするなど、まずは加盟店を増やして使ってもらうことから始めようとしていますね。

日本のキャッシュレス決済の現状

日本のキャッシュレス決済の割合は、2015年時点で18%で、韓国の89%、中国の60%などと比べるとかなり低いのが現状です。

 

日本政府も2027年頃までに40%程度に引き上げたいとしているようです。

  • QRコードを使った決済システムを提供する事業体に補助金出します
  • キャッシュレスの決済システムを導入する中小小売店を税制優遇します

みたいな制度も検討しているようですが、なかなか難しいのではないでしょうか。

 

政府や企業は一丸となってキャッシュレス社会の実現に向けて奮闘していますが、国内の一般消費者の意識を買えるのは簡単ではありません。

 

博報堂生活総合研究所の調査によると、キャッシュレス社会に「ならない方がよい」という人は51%と、わずかながら過半数を超えているようです。

決済をとりにいこうと大手企業を中心に日々熾烈な競争が展開されている一方で、一般消費者はそこまであまり関心がなく、むしろ現金のままでいいじゃないか、と考える人が多数派です。

 

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、

あなたがこの1年間に、店舗(オンラインを除く)での支払いに利用したことがある支払方法はどのようなものですか。あてはまるものを全てお選びください。

 

現金:87.5%

クレジットカード:77.1%

カード型の電子マネー:42.5%

プリペイドカード:16.3%

非接触型モバイルアプリ決済:8.3%

デビットカード:6.0%

QRコード決済:5.2%

 

などとなっています。

 

QRコード決済については、認知度は約40%、利用したことがあるのは約8%で、「利用したことはないし、今後も利用したいとは思わない」人が55%を占めているのも気になります。

 

LINE Payや他の決済サービスがこれからも様々な施策を打ち出していくと思うので、少しずつ浸透していく可能性はありますが、キャッシュレスが当たり前になるにはまだまだ時間がかかるといえそうです。

現金は便利で管理しやすい?

では、なぜ決済のキャッシュレスがなかなか進まないのか。

 

様々な理由が考えられますが、例えば日本国内では現金払いでもあまり不便ではないことも理由の1つです。

 

中国や他の発展途上国のように偽札が横行するリスク、紙幣そのものが汚染されているといったリスクも少ないです。

 

現金ではなくカードやQRコード決済中心にすると「使いすぎてしまうかもしれない」「お金の管理が難しくなるのではないか」といった不安もあるかもしれません。

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マネーフォワードなどで家計管理するアプリもありますが、銀行口座やクレジットカードの情報を登録して連携させる必要があり、個人情報を登録するのは怖いと考える人は二の足を踏んでしまいます。

決済サービスやアプリの種類が多すぎる

現金払いだけなら、お金の流れはシンプルです。銀行口座の残高、財布の残高や出入り状態を把握しておけば済みます。

 

一方で、

 

キャッシュレスの場合、様々な決済のサービスや家計管理アプリもあるので、一体どれだけ使ったかひと目で分かりにくい、どのサービスやアプリを使えばいいのか分からない、考えるのも手間・・となりがちです。

 

クレジットカードで5万円使って、QRコードで3万円使って・・となると、カード会社の明細、QRコードの明細を一つずつ確認しなければ全体は分かりません。

 

なかには銀行口座やクレジットカード、Qrコード決済などの情報を一元管理できるアプリもありますが、対応していないカードがあったり、登録できる数に制限があったりすると、お金の流れを全て把握するのは難しいでしょう。

そもそも使えない場所が多い

キャッシュレス便利だし、もっと使えたらいいなと思っている場合でも、まだまだハードルが高いのも事実です。

 

例えばクレジットカードを使う場合、大手のチェーン飲食店やコンビニエンスストア、一部の大手スーパー、外国人観光客が多いお土産ショップや商店街などでは利用できますが、個人や中小のお店はほぼ使えず「現金のみなんです。すみません」と言われることも多いです。

 

私も支払いの時「現金のみですか?カードは使えますか?」と初めて利用するお店ではほぼ毎回聞きますが、

  • お店でカードが使えるか、使えないか毎回確認するのは面倒くさい
  • カードが使えるか、使えないか分からないのが不安
  • カードやQRコード決済が使えるお店を選んで行動するのが不便

というデメリットもありますね。

キャッシュレスが普及しない理由 事情 背景 日本 国内

そのため、カードが使えない場所が多いから現金でいいという考えも多いと思います。

今回のまとめ

東京五輪に向けて、外国人観光客も増やしたい政府は、今後もどんどんキャッシュレスを推進し、時代は変わり続けると思うので、現金主義の場合でも、少しずつキャッシュレスに触れてみるのもいいと思います。

 

クレジットカードの利用の場合も0.5%や1%のポイントがつくことが多いですが、QRコード決済サービスの場合もポイントがつきます。

 

例えば初めて使う場合は1000ポイントつけます〜、期間限定で3%ポイントつけます〜など、様々なキャンペーンを行っています。

 

使いすぎては本末転倒ですが、同じ金額を払っても現金の場合と違ってポイントがもらえるので、それをためて買い物に使うこともできますし、おいしいですね。

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