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仮想通貨のICOのトークンを購入した場合の税金の仕組みや計算方法

仮想通貨(暗号通貨) 税金・節税 この記事は約 5 分で読めます。

ICO(新規仮想通貨公開)で購入できるトークンには色んな種類があり、トークンを発行する企業は世界中に数多く存在します。そこでここではICOに参加し、トークンを受け取った側の確定申告時の税金の仕組みや計算方法についてまとめます。

仮想通貨のICOとは

ICOとは企業の資金調達のために、投資家からその企業独自のトークン(株式のようなもの)を購入してもらい、その代わりに企業にお金を出資してもらうことを言います。

 

本来であれば通常株式発行を見る場合は、トークンを発行する側の企業の状況を決算書などを使用して、投資家に情報公開し、株主総会を開くなど色々と手続きが法律的に必要になります。

 

しかし、ICOの場合はそういった手続きが現状必要とされておらず、企業側からすれば法的にはハードルが低い資金調達を行うことが可能です。

ICOのトークンを購入後に気をつけるべきこと

1.利益の計算

仮想通貨の利益の計算方法は、基本的に次のように計算します。

 

 「売却金額-取得価額」

 

取得価額は、仮想通貨を購入するためにいくらの現金を費やしたか、を考えれば求まるので簡単です。一方で、仮想通貨と引き換えにICOのトークンを購入した場合の売却価額は、どのようになるのでしょうか。

 

記事作成時点では、ICOのトークンを購入した場合については国税庁から特に明確な取扱いは出ていません。しかし、発表済みである「仮想通貨に関する所得の計算方法等について」を参考にすると、売却額は次のように計算します。

 

「ICOのトークンを取得した時点での、その仮想通貨の時価」

 

つまり、利益の計算は「仮想通貨の取得時と売却時の価額の差額」で計算します。

2.仮想通貨をいつ購入し、いくらで購入したか

まずは取得価額の算定です。取得価額を算定するためには、その仮想通貨を「いつ」「いくら」で購入したかが重要なポイントとなります。

 

一般的に、仮想通貨の取得価額は投入した金額を把握していれば利益の計算上は問題ありません。

 

しかし、1.で説明したように、ICOのトークンを購入した場合の利益の計算方法は「時価の差額」です。時価を把握するために必要な情報は「いつ」と「いくら」です。この2点を把握し、利益の計算の準備をしましょう。

3.仮想通貨と引き換えに、いつトークンを取得したか

次に売却価額の算定です。売却価額を算定するためには、その仮想通貨を「いつ」トークンを取得したかが重要なポイントとなります。

 

2.の取得価額の算定の際には、「いつ」「いくら」の2点を抑えることが必要であったにもかかわらず、売却価額の算定の際は「いつ」の1点のみの把握で十分な理由は単純です。

 

このICOでの取引が行われたのは、世間で仮想通貨が流行りだしてからなので、時価を算定するには、「いつ」だけを記録しておけば、インターネット上にその時の価額の情報は入手できるからです。

仮想通貨の税金の仕組みと計算方法

税金の仕組み

国税庁が2017年12月に発表した内容によると、仮想通貨を使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となり、原則として、「雑所得」に区分されます。

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仮想通貨のICOのトークンを購入した場合に発生する税金の支払時期は、ICOのトークンを購入した年の翌年の3月15日です。

税金の計算方法

雑所得の計算は以下の通りです。

 

「売却価額-(取得代金+譲渡費用(手数料等))=雑所得」

 

前述で記載した利益の計算が完了すれば、税金の計算はあと一歩です。上記の計算式の「譲渡費用(手数料等)」の金額の計算をすれば終わりです。次の費用を譲渡費用と認識しますので、該当するものがあるかどうか確認してください。

 

譲渡費用(手数料等)とは、セミナー費用、仮想通貨の勉強のために購入した本、取引所での売却手数料など

 

これで仮想通貨にかかる雑所得の計算が完了しました。次に税金の計算です。

 

雑所得の金額は、給与所得などのほかの所得と合算し、総所得金額を求め、その金額によって納める税額を計算する総合課税が適用されます。

 

その所得金額の高い人が、より高い税金を納めるようになっている累進課税制度です。(所得税の税率は5%~45%の7段階に区分されています。)

 

つまり、会社勤めで仮想通貨にかかる雑所得があるサラリーマンの場合、給与と仮想通貨の利益の合計額に対して、高ければ45%の所得税が課税されるのです。(さらに住民税が総所得金額に10%課税されますので、最大で55%の税金が課税されます。)

まとめ

仮想通貨のICOのトークンを購入した場合には、次の点に注意して、税金の計算を行いましょう。

  • 仮想通貨をいつ、いくらで購入したか
  • 仮想通貨と引き換えに、いつトークンを取得したか
  • 手数料等はいくらかかったか

この3点の計算さえ完了すれば、利益の計算は終わります。

 

税金の計算は面倒です。ですが、最後まで諦めずに、自分で計算することで税金の仕組みを理解でき、翌年の確定申告の際にはこのようにしよう、という計画を立てることもできます。是非この記事を参考に確定申告に備えましょう。

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